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「あるがままを愛するために」

​movement 2 / photo・comuramai

 

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photo・コムラマイ comuramai

host & subject・瀧澤綾音 TAKIZAWA Ayane

place・飯島商店

 

pink dressBANSAN

many thanks to

伴真由子 BAN Mayuko (BANSANデザイナー)

 

第2回目は、写真家のコムラマイさんです。

 

マイさんの写真は普段みんなが隠したり気づかないような体の毛・しわ・傷などを美しくうつしていきます。

コンプレックスを多く持っていた私にとって、マイさんの写真に出会ったことは大きなことでした。

2020.12にマイさんに撮影していただいた写真で、彼女は思いもよらぬ私のうつった写真を『最高』と言ってくれびっくりしました。

BANSANのデザイナー伴真由子さんもその写真を気に入ってくれました。そしてBANSANの作品でも自分を活かす経験をさせてもらいました。

それは、丁寧にマイさんや真由子さんが この人物を見てよいところを掬ってくれたからだと思います。

それらの経験で​

『人はそれぞれいろんなまなざしを持っているのだ。私の視点が全てではない。』

『もし”最高”なものが私も誰かに渡せるのなら幸せだ。自分をまるっと受け入れ、よりよく活かし、人や作品と繋がっていきたい』

と思いました。

​この経験が「あるがままを愛するために」の試みに大きく関わっています。

ふたりに出会っていなければ、この試みもなかったかもしれません。そう考えると 不思議さと感謝の気持ちです。

今回の試みでは、

『うつしてくれる方の”美しい・いいな・好き”を大切に 私(主催者)や社会的なものは考えないで 自分の感性を大切にしてください。』

とお願いして、スタートいます。

「あるがままを愛するために」という試みにご賛同いただき、ありがたいことに 衣装や場所も相談しながら、一緒に撮影にのぞみました。

撮影やセレクトもお任せしました。

 

まずはお互いが自らにむかいあうようなときになっていったのだと思います。

​とてもカロリーの高い試みを一緒に歩んでくれて感謝しています。

いつもとっても可愛らしく、芯のあるマイさん。

心地よさを大切にしながら、それでいて、いつもしっかりナナメからもみるを忘れない そんな素敵なひとで写真家さんです。

水と 水にぬれたBANSANの美しく肌に馴染む服と 人間、飯島商店。

​素敵なご縁で、豊かな作品となりました。

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​「あなたのまなざし」
人はそれぞれの世界を見ている。
偶然の位置やその人との関係性、そして記憶・経験からくる思考や感情。
私は、それぞれの人生があることが不思議で、ひとりの人間の営みのかけがえなさを思い、愛おしく思います。
あなたの世界に少しでもふれてみたい。そんなひそやかな幸せにお付き合いいただきました。

コムラマイさんお気に入りの一枚

コムラマイさん(写真家)のまなざし

 

<撮影の日のまなざし>

2021年5月26日水曜日、12時すぎ、細長い紙の包みを抱えた綾音さん。

そこそこ大きい包みで、これきっと花だろうな〜と思い、当たった。

綾音さんは花が好き。

前の撮影では「瀧澤さん」と呼んでいたが、今回は「綾音さん」と呼んだ。

ときどき「瀧澤さん」と言ってしまう。

​伴真由子さんお気に入りの一枚

伴真由子ん(BANSANデザイナー)のまなざし

<お気に入りの1枚へのまなざし>

本人が何者かよくわかんなくなってる感じが好きでした。

顔の形も髪もなんだかよくわかんなくて、そのわかんなさが好き。

<この試み・あるがまま・愛することについてのまなざし>

「あるがまま」って美しさ、と相反するところにいるようで、案外裏側にいたりするんでしょうね。コンプレックスだらけの今の私には、難しすぎる難題で、この事柄に、真摯にテーマを掲げ、向かってく綾音さんは、心からかっこいいと感じました。

ご質問いただいた、「愛」についても少し。なんでしょうね、「愛」って。今までちゃんとこんなにまっすぐ考えたことなかったので、いざ考えるとこちらも難しいですね。

でも、きっとみんな大切に持ってるものでしょうね。

<プロフィール>

伴真由子

BANSANデザイナー

幼少の頃、母が手提げ鞄を縫ってくれている姿を見て、ミシンに興味を持つ。

サザエさんのように、長く続いていこうという気持ちを込めて、自らの名字からBANSAN(バンサン)と名付け2015年より洋服のブランドをスタートする。

 

 

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お花で遊んでいるのをとってもらった。『ネギの匂いがする』とコムラマイさんは言っていた。確かに、玉ねぎの花に似ていた。
​2021.5.26

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