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「あるがままを愛するために」

​movement 3 / photo・OHATA Yoko

 

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photo・大畑陽子 OHATA Yoko

host & subject・瀧澤綾音 TAKIZAWA Ayane

place・大畑陽子さんのお家と田んぼ

 

dress​・GRANPIE

many thanks to

堀夏子

​大畑家のみなさまとお家

第3回目は、写真家の大畑陽子さんです。

彼女の写真を初めてみたのは、映画監督の方のインタビュー記事の写真でした。

その監督の”ひとがあらわれる”ような 柔らかく 包み込むような写真。

そして陽子さんはときどき写真館というプロジェクトをされていて、その写真たちをみていると自然と笑顔になっていました。

全く知らない写真に映る方をみてこんなにニコニコ、嬉しい、暖かな気持ちになれるなんてすごいことだなと。

そして、大好きで尊敬している今は亡き祖母の名前が 陽子 ということでもご縁を感じ、

どきどきしながらもお声がけさせてもらい、ご快諾いただきご一緒できることになりました。

 

今回の試みでは、

『うつしてくれる方の”美しい・いいな・好き”を大切に 私(主催者)や社会的なものは考えないで 自分の感性を大切にしてください。』

とお願いして、スタートいます。

「あるがままを愛するために」という試みにご賛同いただき、ありがたいことに 衣装や場所も相談しながら、一緒に撮影にのぞみました。

撮影やセレクトもお任せしました。

 

陽子さんは、とのやりとりで『自分が何をしたいのか・どんな人間なのか』を深く考える時間になりました。

本当にじっくりと付き合っていただいたなと、感謝の気持ちです。

​撮影の日は、雨でした。

陽子さんのお家におじゃまし、しとしと降る雨と薄暗い陽の中、まるで瞑想をするような静かに探る撮影の時間が心地よかったです。

駅まで送ってくれた車の中で陽子さんに『自分が動き出すとと周りも動き出すよね』というようなことを言ってくれて、

『この星は行動の星なんだな。誰かと何かをすることで ひとりではみることのできない景色に出会えるのだな』と思いました。

あたたかく、力強い芯を持ち、実直な陽子さんの写真。そしてその写真のような陽子さんの人柄。本当に出会えてよかったなと思います。

・・・・

今回の「あなたのまなざし」を、俳優・演出家・堀企画を主催されている堀夏子さんにお願いしました。

以前 堀企画に参加させていただいた時、夏子さんの俳優や作品への愛をたくさん感じていました。

そして、私が”飛ぶ”動きや共演者の身体の心配で不調の際に

『どんなことがあっても愛は消えないから、思い切り飛んでください。』という言葉をくれました。

その言葉に助けられ、夏子さんのうつわの大きさを感じました。

堀企画に参加して、夏子さんのサポートがあったからこの企画が生まれました。主催としての姿のお手本にもさせてもらいました。

人生や行動していくこと・つながりの不思議さ、そして大きな感謝の気持ちでいっぱいです。

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​「あなたのまなざし」
人はそれぞれの世界を見ている。
偶然の位置やその人との関係性、そして記憶・経験からくる思考や感情。
私は、それぞれの人生があることが不思議で、ひとりの人間の営みのかけがえなさを思い、愛おしく思います。
あなたの世界に少しでもふれてみたい。そんなひそやかな幸せにお付き合いいただきました。

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大畑陽子さん(写真家)のまなざし

<撮影に向かってのまなざし>

綾音さんが私を見つけてくれて、私はとても嬉しかった。

初めて会って話をして、そのあともずっとずっと話をして。

私は綾音さんの何を撮りたいのかって自問自答して、でもなかなか見えてこなくて、

悩みながら当日を迎え、撮りながらやっと見えてきた。

ああ、私はこんこんと静かに燃える青い炎みたいな、静かな、だけど強い魂みたいなものが撮りたかったんだって。

​<大畑陽子プロフィール>

1983年 埼玉県出身

大妻女子大学日本文学科卒業後、
スタジオアシスタント、カメラマンアシスタントを経て2010年独立

現在、雑誌、広告を中心に活動中
instagram

大畑陽子さんのお気に入りの一枚

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堀夏子さんお気に入りの一枚
綾音さんの生きた表情。「特別な一枚」ではなく、
誰かの寂しさを切り取ったような、そっと寄り添う柔らかに惹かれました。」

 

堀夏子さん(俳優・演出家・堀企画主催)のまなざし

<この試み・あるがまま・愛することについてのまなざし>

自己を「ひとつの個体」として、他者の視点から見つめる

 

とても素敵な企画だと思います。

私は今まで、あるがままではなく、演劇などを通して複数の自分の姿形を持つことで、

自分や他者を受け入れようとしていました。

ただの、ひとつの個体として、自分を認識し愛することができたら、

全く新しい景色が見えるのかもしれません。

 

<堀夏子プロフィール>

桜美林大学在学中より平田オリザに師事。

2005年劇団青年団入団。

以後、青年団代表作『東京ノート』『ソウル市民』など多数出演。

舞台出演以外にも、TVCM・TVドラマ・映画出演など映像にも活動の場を広げている。

2019年より自身が企画・構成・演出を務める堀企画が始動。

2019年12月堀企画『トウキョウノート』構成・演出

2020年11月堀企画『水の駅』構成・演出

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2021.5.27

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